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イラストレーターってどんな仕事?資格は必要?独学でなれる?

2023年12月29日

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イラストレーターってどんな仕事?

この記事ではフリーランスのイラストレーターである筆者が、イラストレーターになりたい方向けにイラストレーターという職業の基本知識について解説します。

イラストレーターとは

イラストレーターとは基本的にイラスト制作を通してお金を得ている人やその職業のことを指します。

イラストレーターになるのに資格や申請は必要ないので、基本的にはその人がイラストレーターと名乗ればイラストレーターと言えます。

そのため一口にイラストレーターと言っても、副業としてイラストの仕事をしている人もいれば、それだけで生計を立てている人もいます。

あんよ
あんよ

プロの定義も明確なものはないのでプロを名乗るかどうかも実は個人の裁量です。

イラストレーターの仕事

イラストレーターの代表的な仕事は、クライアントから依頼をもらいその仕様に沿ってイラストを制作して収入を得るというものです。

ですが最近ではグッズの販売やYouTube運営など自身のコンテンツ制作で収入を得るイラストレーターも多く、実際の仕事内容は多岐に渡っています。

仕事がある媒体としては書籍、ゲーム、アプリ、MV、広告などが多く、描くものもキャラクター、背景、小物など様々です。
描くものは基本的に専門ごとに分かれていて、例えばゲームではキャラクターはキャラクター専門のイラストレーターが、背景は背景専門のイラストレーターが描くことになります。

さらに詳しくはこちらの記事で

絵を描く仕事には他にもアニメーター漫画家などがありますが、イラストレーターとは仕事内容が異なります。
また書籍のカバーや商品パッケージなどで文字を入れるのはデザイナーの仕事になるので、デザインの仕事もイラストレーターの仕事には含まれません。

あんよ
あんよ

絵の仕事にも色々なものがあるので、イラストレーターを目指す前にどういった内容の仕事がしたいのかはよく考えるようにしましょう!

イラストレーターの種類

イラストレーターは大きく分けて以下の3種類に分けられます。

  • 企業イラストレーター
  • フリーランスイラストレーター
  • 副業イラストレーター

どの形態のイラストレーターを目指すかによって、仕事内容、必要なスキル、なり方などが変わるのでそれぞれ説明していきます。

企業イラストレーター

社内でイラスト制作を行っている企業で社員としてイラストを描くのが企業イラストレーターです。所属する企業が受けた案件や社内で制作している商品のためのイラストを制作します。

所属する企業は出版、ゲーム、広告などの業界が多く、求人などではイラストレーターではなく2DCGデザイナーと表記されることもあります。

入社時の採用試験を通るには一定以上のイラスト制作技術が必要になるので、独学よりもイラストレーション学科のある美術大学専門学校から就職するパターンが多いです。
社会人になってから企業イラストレーターになるには、個人で実績を積んで企業からスカウトされるか、転職サイトを使って入社することになります。

企業イラストレーターのメリット

  • 会社員なので収入が安定していて福利厚生もある
  • 企業によっては有名な商品やサービスに関わることができる
  • わからないことがあれば相談でき、仕事でトラブルがあってもまわりのサポートがある
  • イラスト制作の技術に関してまわりから学ぶことができる

企業イラストレーターのデメリット

  • 会社に指示された仕事をすることになるため、仕事内容を選ぶことはできない
  • 自身が関わった仕事を基本的に実績として公開できない
  • 他の業界に比べて平均年収が低い
あんよ
あんよ

入社時点で一定以上のイラスト制作スキルが求められるので、なるのは一番難しい形態と言えます。

フリーランスイラストレーター

個人事業主(あるいは法人化した個人)としてイラストを描くのがフリーランスイラストレーターです。

元々は企業イラストレーターや副業イラストレーターだった人が独立してなるパターンが多いです。
少数ですが学生時代からすでにイラストレーターとして稼げていて卒業後すぐにフリーランスになる人もいます。

フリーランスイラストレーターの場合は依頼案件だけでなく自身のコンテンツ制作でも収入を得ることができますが、自身のコンテンツ制作のみで生計を立てるには多くのファンを獲得する必要がありハードルは高いです。
またイラスト制作のスキルだけでなく、スケジュール管理能力や仕事上のコミュニケーション能力もないと生計を立てるのは難しいです。

フリーランスイラストレーターのメリット

  • 働く場所や時間を自由に決められる
  • 受ける仕事を自分で決められる
  • 仕事さえあれば働いた分だけ収入が上がる

フリーランスイラストレーターのデメリット

  • 収入が不安定で福利厚生もない
  • 仕事をもらうための営業は自分でする必要がある
  • 請求や確定申告などを自分で行わなければならない
  • わからないことやトラブルがあっても自分で解決しなければならない
  • イラスト制作の技術は独学で磨かなければならない
  • 賃貸契約、クレジットカード、ローンなどの審査が通りづらくなる
あんよ
あんよ

なること自体は誰でもできるのですが、生計を立てるのが難しい形態です。

副業イラストレーター

企業に所属し会社員として働きながらも、それ以外の時間で個人としてイラストの仕事をするのが副業イラストレーターです。

所属している企業はイラストとは全く関係のない業界である場合も多く、独学で始めて仕事がもらえるようになるパターンも多いです。

近年ではSNSの普及により個人が自身のイラストをアピールしやすくなったこと、無料でも質の高い教材がネット上に多く存在すること、イラスト制作に必要な機材が低価格でも高性能なものになってきていることなどから、副業およびフリーランスのイラストレーターの数は増えてきているように感じます。

副業イラストレーターのメリット

  • 会社員なので収入が安定していて福利厚生もある上で副収入が得られる
  • 受ける仕事を自分で決められる

副業イラストレーターのデメリット

  • 本業があるため副業に割ける時間が限られる
  • 仕事をもらうための営業は自分でする必要がある
  • 年間の副収入が一定額を超える場合は自分で確定申告する必要がある
  • わからないことやトラブルがあっても自分で解決しなければならない
  • イラスト制作の技術は独学で磨かなければならない
あんよ
あんよ

会社員の収入で生計は確保されているので、気軽に始めやすいのが特徴の形態です。
私は副業から始めてフリーランスになりました。

まとめ

  • イラストレーターは依頼をもらってイラストを描いたり自身のコンテンツを売って収入を得る仕事
  • イラストレーターになるのに資格は必要ない
  • 企業イラストレーターになるのは美術大学専門学校に行くのが近道
  • フリーランスイラストレーターは企業または副業イラストレーターを経験してからがおすすめ
  • 副業イラストレーターは独学からでも始めやすい

まずは、どういった内容の仕事をしたいのか、どういったライフスタイルを送りたいのか、何を重視するのかをよく考えて目指すべきイラストレーター像を想像してみましょう。

当ブログでは、筆者の経験を踏まえてフリーランスや副業でイラストの仕事ができるようになるまでの上達法やノウハウを紹介しているのでぜひ参考にしていただければと思います。

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