近景の木の描き方
以下の5ステップに分けて説明していきます。
① シルエットをとる
② 中間色をのせる
③ 明部色をのせる
④ 境界を馴染ませる
⑤ 枝を描く
① シルエットをとる
中遠景の木と同様に、明部色、中間色、暗部色の3色をあらかじめ決めておきます。今回は以下の3色を使用します。

ここでは「近景葉っぱブラシ」を使います。近景の木を描くときには、葉っぱ1枚1枚が描画されたブラシを選ぶと良いと思います。
暗部色で葉のシルエットをとります。

② 中間色をのせる
新規レイヤーを作成し、先ほど描いたシルエットレイヤーに"クリッピング"して「近景葉っぱブラシ」で中間色をのせます。

③ 明部色をのせる
再び新規クリッピングレイヤーを作成し、「近景葉っぱブラシ」で明部色をのせます。

④ 境界を馴染ませる
葉っぱ1枚1枚がはっきりしているブラシを使っている分、3色の境界がこのままだとはっきりし過ぎているためその境界を馴染ませます。
デフォルトの「油彩平筆」を使って、スポイトして加筆を繰り返し全体を馴染ませます。

⑤ 枝を描く
最後に枝を描き加えたら完成です。ブラシは「C油彩」を使用しました。
