イラスト制作 描き方講座

夜空の描き方講座【CLIP STUDIO PAINT】

2022年9月20日

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夜空

この記事では、夜空の描き方を解説します。
本解説の使用ソフトは、CLIP STUDIO PAINT PROです。

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ブラシ&CLIP/PSDファイル

本解説で使用するブラシとイラストのレイヤー未統合データは、以下からダウンロードできます。
C2雲ブラシは、自然な雲が描ける筆者特製ブラシで、商業利用も可能です。

以下の5ステップに分けて説明していきます。

STEP1 空を描く

空のグラデーションから描いていきます。

暗部色、中間色、明部色の3色を使ってグラデーションをかけます。今回は以下の3色を使います。

まず、デフォルトの「マジックペン」を使って上の3色をざっくりと置きます。
ブラシ濃度が100%であれば、「マジックペン」以外のブラシでもOKです。

デフォルトにない場合はこちら

次に、「油彩」を使って色の境界をなだらかにします。
濃度が高く混色されるブラシであれば「油彩」以外でもOKです。

最後に、「ぼかし」を使って全体を馴染ませたら空は完成です。

STEP2 月を描く

月を描いていきます。

新規レイヤーを作成し、少し青みがかった白色(今回はH=208, S=16, V=100)で、月のベースとなる円を楕円ツールや濃度100%のブラシを使って描きます。

このままだと輪郭がはっきりし過ぎているので、フィルタ>ぼかし>ガウスぼかしで輪郭をぼかします。
ぼかしの範囲は、今回は10にしました。

レイヤーの"透明ピクセルをロック"し、「油彩」を使って月の模様を描き込んでいきます。

ベースに使った色よりも暗い色(今回はH=208, S=27, V=80)でおおまかな模様を置いた後、スポイトと塗りの繰り返しでディティールを出していきます。

模様の描き込みが終わったら、発光処理を施していきます。

ベースレイヤーの下に新規で「加算(発光)」レイヤーを作成し、「不透明水彩」で月よりも大きい半径で円状に軽く色を置きます。

「ぼかし」で全体的にぼかした後、レイヤーの不透明度を下げて明るさを調整します。

次に、再び下に新規で「加算(発光)」レイヤーを作成し、先ほどと同じ要領で今度はさらに大きい半径で円を描きます。

今回、ここで先ほどの青みがかった白を使うと印象が冷たくなり過ぎたので、オレンジがかった白を使用しました。

最後に、ベースレイヤーの上に新規で「覆い焼き(発光)」レイヤーを作成し、再び同じ要領で、今度は月と同じ大きさの円を重ねて発光させたら月は完成です。色は先ほどのオレンジがかった白を使用しました。

STEP3 雲を配置する

雲を配置していきます。

雲はデフォルトのブラシでも描けますが、時短となるためここでは以下の「雲ブラシ」を使用します。

色は以下の3色を使っていきます。
空に対して雲の色は明るめに設定してあげると、見栄えが良くなりやすいです。

新規レイヤーを作成し、「雲ブラシ」を使って暗部色で雲の輪郭をとっていきます。

ブラシサイズは大きめにして、ポンポンと叩くようなイメージで描くのがポイントです。
雲の配置のコツは「空と雲の描き方」や「夕焼けの描き方」を参考にしてください。

遠くの雲は、あとから遠近感の調整がしやすいようにレイヤーを分けておきます。

薄い雲は、ブラシ濃度を下げた「雲ブラシ」で描写した後、レイヤーの不透明度を下げることで表現します。
このように、厚い雲と薄い雲とで層を作ってあげると遠近感が生まれます。

STEP4 雲を描き込む

雲の配置ができたら、次にディティールを描き込んでいきます。

雲のレイヤーの透明ピクセルをロックして、描画範囲がはみ出さないようにしておきます。

まずは「雲ブラシ」で中間色を使って、光源(月)の方向を意識しながら明るくなる部分を塗っていきます。

中間色が置けたら、ここで雲の輪郭を整えておきます。

「雲ブラシ」の透明色で輪郭を削るのと、スポイトして加筆するのを繰り返して整えていきます。
小さなちぎれ雲もここで描き加えます。

輪郭を整えたら、明部色を置いていきます。

雲レイヤーの透明ピクセルをロックした状態で、「雲ブラシ」を使って光源の向きを意識しながら、エッジ部分に明部色を置いていきます。

最後に、雲の遠近感を補強するための調整を行います。

遠くの雲レイヤーの上に新規で「オーバーレイ」レイヤーを作成し、クリッピングします。
そして「不透明水彩」で空の色をスポイトして軽くのせた後、レイヤーの不透明度を調整します。

STEP5 星を描く

最後に、星を描いていきます。

新規で「加算(発光)」レイヤーを作成します。
エアブラシ」の「強め」を使い、筆圧を無効にしたいのでマウスのクリックで(ブラシの筆圧設定を無効にするでもOKです)星をひとつずつ置いていきます。

色は、真っ白ではなく少し色の付いた白を複数使った方が見栄えが良くなります。
また、ブラシサイズを少しずつ変えながら星の大きさにも変化をもたせます。

星が置けたらレイヤーを複製し、ガウスぼかし(今回ぼかす範囲は10にしました)をかけたら完成です。

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