イラスト制作 描き方講座

【イラスト初心者向け】明暗の色選びのコツ

2026年7月24日

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この記事では、色選びが苦手なイラスト初心者向けに、明暗の色選びのコツを紹介します。

初心者がやりがちな色選び

この記事では、筆者が描いた以下のイラストを例に解説していきます。

まず、初心者の方がやりがちな色選びに多いのは、以下のようなものです。

元イラスト
初心者がやりがちな色選び

右のイラストは、全体的に色合いが淡く、ぼんやりとした印象になってしまっています。

あんよ
あんよ

ここからは、この2枚のイラストでは、何がどう違うのかを詳しく見ていきます。

色を数値で見てみよう

色を分析するときのひとつの方法として、色をスポイトツールで取得し、数値で分析する方法があります。

そして、デジタルイラスト制作においては、HSVの指標で色を見るのが一般的です。

まわりの円環が0~360で色相Hを、中の正方形の横方向が0~100で彩度Sを、縦方向が0~100で明度Vを表しています。

あんよ
あんよ

それでは、このHSVを使ってイラストの色を見ていきましょう。

明度

最初は明度Vについて見ていこうと思いますが、HSVの数字で見る前に、初心者がやりがちな明暗の取り方についてまず触れます。

そもそも明るい部分と暗い部分がはっきり分かれていない」というのは初心者がやりがちな色の置き方です。

左のイラストは明暗がはっきり分かれているので、光源の向きや強さがわかりやすいです。
一方、右のイラストは明暗の塗り分けが無いので、光源の向きも強さもわからず、ぼやけた印象になってしまっています。

あんよ
あんよ

なので、まずは明るい部分と暗い部分をはっきりさせることを意識してみましょう。

これを踏まえて、次は明るい部分と暗い部分の色をHSVで見てみます。

上はそれぞれ「元のイラスト」と「初心者がやりがちな色選び」に対して、スポイトで明暗の色を取得したものです。

あんよ
あんよ

「初心者がやりがちな色選び」では、明度の差が小さいことがわかります。

色相・彩度

次は、色相Hと彩度Sについても見てみます。

先ほど取得したHSVに対して、色相と彩度の差に着目した場合です。

あんよ
あんよ

「初心者がやりがちな色選び」では、色相と彩度の差も小さいことがわかります。

明暗の色の決め方

以上の結果をまとめると、明暗の色の目安は以下のようになります。

  • 色相差: 10~40
  • 彩度差: 10~30
  • 明度差: 20~40

そしてカラーサークル上においては、明るい部分の色を基準に、「色相環を青側にまわし、彩度・明度は右下に動かす」ことで暗い部分の色を決めるという操作になります。

色相が色相環の左側にある場合は反時計回りに、色相環の右側にある場合は時計回りに回します。
あんよ
あんよ

ただし、光源の条件や絵柄、テイストによって当てはまらないことも当然あるので、この色の決め方はあくまでひとつの目安として活用してください。

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