イラスト制作 機材選び

【2025年】イラスト仕事で使えるモニターの選び方【おすすめスペック&価格別4選】

2024年3月5日

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PCモニター

この記事ではフリーランスのイラストレーターである筆者が、自身の経験も踏まえて趣味はもちろんイラストの仕事でも使えるモニターの選び方を紹介します。

あんよ
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デスクトップPCを選んだ場合には当然別途モニターが必要になりますが、ノートPCの場合でも別でモニターがあると作業がしやすくなるのでスペースに余裕があれば導入を検討すると良いでしょう。

イラスト仕事で使える機材の選び方

おすすめスペック

筆者個人の見解としては、最低限以下の5つの項目に着目して選べばイラスト制作において趣味はもちろん仕事でも使えるモニターだと思います。

項目条件
サイズ21~24インチ
解像度1920×1080ピクセル(フルHD)
駆動方式IPSまたはADS
表面処理非光沢(ノングレア、アンチグレア)
発色性能低価格帯(1万円以下)のものは避ける
あんよ
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各項目について説明していきます。

サイズ、解像度

サイズに関しては、小さいと作業がしにくいため最低でも21インチはあると良いでしょう。

一方で大きすぎると自身の視野に収まらなかったり解像度が高くないと画面が粗く見えてしまうので、大きくても24インチ程度がおすすめです。

解像度はフルHD(1920×1080ピクセル)のもので十分ですが、24インチよりも大きいサイズを選んだ場合には2.5Kや4Kのものも検討すると良いと思います。

駆動方式、表面処理

モニターを斜めから見た時の色・明るさの変化が少ないIPS方式またはADS方式かつ、モニター表面における光の反射が少ない非光沢処理されたものがおすすめです。

発色性能

基本的には価格が高くなるほど発色性能も高くなりますが、個人的にはよほど低価格の製品を使わない限りはそれで仕事にならないという事態にはならないと思うので、1~4万円程度のものを選んでおけば仕事でも十分使えるでしょう。

おすすめのモニター

あんよ
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主要メーカーから出ているおすすめのモニターを価格別に紹介します。

価格重視の人向け

製品名EX-A221D
メーカーアイ・オー・データ
サイズ21.5インチ
解像度1920×1080ピクセル(フルHD)
駆動方式ADS方式
表面処理非光沢
角度調整上:20° / 下:5°
高さ調整調整不可

こちらは価格重視の方におすすめの国産モニターです。

モニターは高さと角度が調整できる製品だと作業環境がカスタマイズしやすいのですが、この製品は低価格帯ゆえに高さ調整はできないのでその点は注意してください。

同メーカーの同価格帯には24インチの製品「EX-A241D」もあります。ただしこちらも高さの調整はできません。


製品名S2425HS
メーカーDell
サイズ23.8インチ
解像度1920×1080ピクセル(フルHD)
駆動方式IPS方式
表面処理非光沢
角度調整上:21° / 下:5° / 右回り30° / 左回り30°
高さ調整130mm

こちらは上の製品よりも価格は上がりますが、その分サイズが大きくなり高さの調整もできるDell(デル)のモニターです。

より価格を重視する場合は、これらのメーカーの他にもPHILIPS(フィリップス)から低価格帯のモニター(242E2FE/11など)が出ているので選択肢に入るかもしれません。

性能重視の人向け

製品名EV2460
メーカーEIZO
サイズ23.8インチ
解像度1920×1080ピクセル(フルHD)
駆動方式IPS方式
表面処理非光沢
角度調整上35° / 下5° / 右回り90° / 左回り90°
高さ調整140mm

EIZO(エイゾー)は映像分野向けに高性能なモニターを出している国内メーカーです。

こちらの製品はEIZOの中では低価格帯のものですがイラスト制作には十分な性能なので、予算が許すのであればEIZOのモニターを選んでおくと安心です。


製品名CS2400R
メーカーEIZO
サイズ23.8インチ
解像度1920×1200ピクセル
駆動方式IPS方式
表面処理非光沢
角度調整上35° / 下5° / 右回り90° / 左回り90°
高さ調整155mm

モニターは使い続けていくと色味が変化してしまうのですが、その色味の変化を補正することをキャリブレーションと言います。

この製品は発色性能が良いだけでなく、外付けのセンサー(別売)と組み合わせることでキャリブレーションを行うことができます。

予算に余裕があり色もきちんと管理しておきたいという場合は、こういったキャリブレーション機能付きのモニターも選択肢に入ってくるかと思います。

あんよ
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筆者は液タブに上記2つのEIZOモニターをサブモニターとして使っています。
これよりさらに上位のモデルもありますが、基本的にイラスト制作においてはオーバースペックかと個人的には思います。

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