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【年収公開】脱サラしてフリーランスでイラストレーターをやってみた -2年目-

2022年4月21日

この記事では、フリーランスのイラストレーターとしての2年目の業績を共有します。
一般企業を脱サラしてイラストレーターになった経緯と1年目の業績をまとめた記事YouTube動画もよければ参考にしてください。


目次

  ● 2021年の売上
  ● 2021年の収穫
  ● 2022年の計画
 

2021年の売上

2021年の月別の事業売上と、前年2020年との内訳比較を以下に示します。

売上 [円]
1 449,625
2 354,100
3 287,829
4 358,687
5 10,685
6 164,497
7 905,247
8 41,577
9 1,354,618
10 154,822
11 13,916
12 311,805
合計 4,407,408

※上記の事業売上とは別の収入として、東京都家賃支援給付金が11,958円、株式等の所得が169,393円ありました。

内訳 年間売上 [円]
2021年 2020年
企業(法人)案件 3,768,699 869,704
個人案件 368,500 827,380
BOOTH 12,977 14,156
pixivFANBOX 30,600 14,600
メロンブックス 90,489 125,100
即売会 100,800 83,100
sessa 35,343 5,609
合計 4,407,408 1,939,649

2021年の年間事業売上は約441万円(雑収入も含めると約459万円)という結果になり、2021年の目標額としていた年収360万円は達成することができました。また、前年2020年の事業売上約194万円は生計を立てることが難しいと感じる結果でしたが、2021年は個人的には十分生計は立てられると感じられる結果になりました。
内訳に関しては、目標としていた企業案件の売上アップを達成できた一方で、同人などの自身のコンテンツの売上はアップできずほぼ横ばいという結果になりました。
 

2021年の収穫

目標としていた額以上の売上を達成できたことはもちろん嬉しいですが、2021年の一番の収穫は、仕事さえもらえればフリーランスとして最低限生計を立てられると分かったことです。

フリーランスのイラストレーターは基本的には、案件の単価制作スピードによって一定期間に得られる報酬の上限が決まるため、自身がもらえる案件の単価相場自身の筆の速さで生計を立てられるかが不明瞭で不安だったのですが、それがある程度明確になった1年でした。

現状の私の場合、いただけている案件の相場は1案件5~10万円程度で、先方とのやり取り等も含めて日数換算で制作に3~5日程度要します。

仮に仕事を安定してもらえていれば、月の稼働日数を20日として単価と制作日数の中央値をとった場合に月収は、
7.5 [万円] × 20/4 [件] = 37.5 [万円]
となります。ただし実際は案件の発生はクライアント次第になるため、上記の月別の売上を見てもわかるようにその額はバラつきます。

ただ年間で考えると、
37.5 [万円] × 12 [か月] = 450 [万円]
となるので、2021年の年間売上441万円と比較してもそこまで外れた計算ではないかと思います。

この月収37.5万円という数字が自身の中で明確になり、個人的にはこの額であれば最低限生計は立てられると思えたことが2021年の最大の収穫でした。
 

2022年の計画

上記の収穫を踏まえ2022年以降もフリーランスを続けたいと思っているのですが、今後何年も続けるためには売上の内訳をよく検討する必要があると感じています。

まず、現状の私の事業売上の内訳は以下の4種類に分けられます。
(1) イラスト制作費
(2) 講師、添削料
(3) イラストの二次使用料
(4) 同人 (即売会, メロンブックス, BOOTH, pixivFANBOX)

(1)(2)はその都度制作したものに対して報酬を得るフロー型の収入であるのに対して、(3)(4)は一度制作したものに対して継続的に報酬を得るストック型の収入です。

現状の私の売上のほとんどは(1)(2)の収入ですが、これらの仕事は単価と発生時期の不安定性が大きな欠点です。フリーランスを続けていくためには、この欠点をケアして収入を安定させていく必要があると感じています。

そこで私は(3)(4)のようなストック型の収入を今後増やしていきたいと思っています。
交渉や営業で案件の単価を上げたり、技能向上に工数を割いて制作スピードを上げるといった策も考えられますが、体力や精神面も加味するとフロー型の収入だけで今後長期間続けることは難しいだろうと個人的には感じているため、ストック型の収入アップの方に優先的に取り組みます。

そのため、2022年は年間売上のアップは目指さず、自身のコンテンツ強化に工数を割く計画です。
ストック型のコンテンツとしては同人の他にも、当ブログとYouTubeチャンネルの広告収入も加えていきたいと思っています。YouTubeチャンネルに関しては2021年に収益化を達成できなかったため、2022年は収益化を第一目標に取り組みます。

年収の目標額に関しては、納税額も加味して年収500万円を継続していくことを今は最終的な目標としているのですが、当面は最低限の生活費として年収360万円をノルマとして活動していく予定です。また、ストック型の収入は1~2年ですぐには上がらないと思っているので、売上の内訳にも当面は細かくはこだわらずに活動していく予定です。

フロー型の仕事に関しても、現在イラストの仕事を得やすい環境になっているとは思いますが、専業・兼業含めイラストレーターの数も増えてきているので、今後イラストレーターひとりあたりが得られる仕事の数は減っていくのではないかと個人的には予想しています。特に、作家性を出しても良い案件(私の場合で言うと小説の装画やMV用イラストなど)は今後さらに競争率が高くなると私は思っているので、ここでも安定性を上げるために、作家性を求められない背景などの汎用的な案件の割合も上げていきたいと考えています。
 

最後に

2021年は生計を立てられるだけの収入が得られましたが、これもいつも応援してくださっている方々や仕事で関わらせていただいた方々のお陰だと思っています。本当にありがとうございます。

それと同時に、これを続けることがフリーランスとして最も大変なことだと今は強く実感しています。今後はどうすれば長く続けられるかに重点を置いて色々なものに取り組んでいき、そこでのノウハウをまたこういった形で皆さんに共有できればと思っています。ここでの情報が、この記事を読んでくださった方々の参考に少しでもなれば幸いです。
 

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